沖縄県では、新たな文化産業の創出に向け、文化芸術に関わる県内の団体等が琉球の歴史文化に由来する文化資源を活用し、様々な分野の産業と連携してコンテンツを創出する取り組みを支援・補助する「琉球歴史文化コンテンツ創出支援事業」を本年度より実施しておりますが、本年度補助対象事業者のうち2事業者から、将来的な自走化・事業化への実証を兼ねた公演等を実施する旨の連絡があり、併せて観光関係事業者を対象とした視察のご案内がございました。
つきましては、これら公演等への視察のご案内を申し上げます。皆様ご多忙のこととは存じますが、ぜひ足をお運びいただけますと幸甚に存じます。

視察対象となる公演等の詳細は、下記をご参照くださいませ。
(視察ご希望の場合は、各補助事業者宛てに直接ご連絡くださいますようお願い申し上げます。なお、視察定員に達した場合は、各補助事業者の判断で受付を終了することがございますのでご了承ください。)

 

【1/27開催】 歴史舞台「お笑いグスージ絵巻」

[補助対象事業者]
有限会社FECオフィス
[補助対象事業名]
「沖縄の服飾文化を題材にした参加型のお笑い演劇コンテンツ」の制作及び試験公演

[日時]　令和5年1月27日(金)　14:30開場　15:00開演

[会場]　首里城公園内「世誇殿」
　　　　(那覇市首里金城町1-2)

[参加申込先・お問い合わせ先]
有限会社FECオフィス (担当：比嘉、大城)
E-mail　fec.okinawa@gmail.com　　TEL 098-869-9505
※会場の「世誇殿」は定員がございますので、視察参加をご希望の方は、事前に上記連絡先へのお申し込みをお願いいたします。
(当日は一般のお客様のモニターツアーも催行予定ですのでご了承ください。)

[公演の概要]
「お笑いグスージ絵巻」とは。
紅型・サンゴ染の『首里琉染』さんと「琉球の衣装とお笑いを組み合わせた舞台が出来ないか？」というところから立ち上がった今回の舞台は「沖縄の祝い事」をテーマにした芝居(コント)を数珠つなぎ的に見せていく内容になっており、タンカーユーエーやニービチ、カジマヤーといった今でも家庭・地域で大切にされているお祝い事を、とある家族の営みの中で伝えていく物語です。
子供が生まれた時に胎盤を庭に埋め、その場所を家族や近所の子供達で囲んで大笑いする『イーヤーワレー』という行事があります。生まれてきた赤ちゃんに「この世界はこんなに楽しいんだよ」と教える祝い事です。さらに沖縄では長寿で亡くなった方のお葬式に紅白饅頭を配ります。葬式ではあるけど天寿を全うしたお祝いでもあるのです。笑いの中で生まれてきた命が天寿を全うして笑顔で見送られる。そんなウチナーンチュの営みを弊社なりにお笑いの舞台にして、観光客や修学旅行生、地元の学校へも公演に出向けたらいいなという想いで制作しております。

今後は、モダン・クラシックラグジュアリー層をターゲットにした、首里琉染（サンゴ染め体験）と本舞台公演のセットでの造成を検討しているほか、修学旅行へも対応していくことを予定しております。

 

【1/28開催】首里王府阿波連路次楽御座楽保存会 演奏会

[補助対象事業者]
株式会社918・株式会社コノ街デザイン共同企業体
[補助対象事業名]
次世代へ繋げる! 琉球宮廷楽「御座楽」活性化プロジェクト

[日時]　令和5年1月28日(土)　16:30開場　17:00開演(18:30終了)

[会場]　TOYOSAKIプラットフォームセンター(トヨプラ) 4階
(豊見城市豊崎3-59)

[参加申込先・お問い合わせ先]
株式会社コノ街デザイン (担当：八橋)
TEL 098-851-3391

[公演の概要]
御座楽(うざがく)・路次楽(るじがく)は、首里城の「春の宴」や「復興祭」などで演奏される、首里王朝時代から続く沖縄の伝統的な宮廷音楽です。この貴重な音楽を約 40 年間研究し演奏することで文化を継承 してきたのが、「首里王府 阿波連路次楽御座楽保存会」です。
本公演は、今後観光やMICE で沖縄を訪れる方々が、沖縄の貴重な伝統文化を知り体験できる観光 コンテンツ として 開発した内容となっております。沖縄らしい衣装・髪結い姿の演者とゲストとの距離が 非常に近く、希少な楽器の演奏体験も楽しんで頂けます。

 

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【本件に関するお問い合わせ先】
沖縄県「令和4年度琉球歴史文化コンテンツ創出支援事業」事務局 [担当：安田]
〒900-0029　沖縄県那覇市旭町112番地1(株式会社JTB沖縄 交流営業部 内)
E-mail：　ryukyu-rekibun＠okw.jtb.jp
TEL：　098-868-1041 (受付時間　平日9:30～17:30)